夏も近づいてきて、体重を減らしたいと思う人が増えるこの時期。反対に体重を増やしたいと嘆く方もいます。
その多くは高齢者です。
私のところにも「どんなにたくさん食べても太らない」と言ってくるお客様がいて、対応しています。体調を崩され、その状態が続くと2~3kg位減ることも。そうすると歩くのもおぼつかなくなり、日常生活に支障をきたします。
この「どんなにたくさん食べても太らない」は私から言うと、「太るだけの食事量ではない」状態です。自分が食べていると思っても、それは主観。日常生活と食事量のバランスが悪ければ、太ろうと思っても、太らないのです。多くの人にはうらやましいと思われますが、ご本人にとっては切実です。
1回で食べられる量を増やせないので、間食の回数・選び方、セッション時のエネルギー補給など、細かく量を増やすアドバイスをしています。現在は、体重が増え、調子よく動ける体重をキープしていますが、夏場で食事量を落ちることを考えると、また対策が必要になります。
mealtimeサイトに病院での栄養指導経験を豊富にもつ管理栄養士がリレー形式でフレイル予防についてコラムを書いています。一般の方にも、ためになる内容です。ぜひご覧になってください。