過去の臨床例【動悸と首の筋肉って関係あるの!?】

このイベントも相まって▼

たまにはトレーナーらしいことを
書いておこうかなと思います😂

といっても難しいことを書くよりは
過去の臨床例をあげて
同じように悩んでいる方が
来てくれたら良いなぁ・・・
なんていう下心がほとんどです←

まずは検査が最初(当たり前~♪)

動悸と首って一般的には
関連性が低いものと考える人が
ほとんどなのではないでしょうか?

恐らく今回挙げる臨床例も
どちらかと言えばレアな方じゃ無いかなと。

だから・・・
え?動悸するから首コリ解消しよ!
と考えた人!(ほぼいない説w)

一番最初にやることは・・・
お近くの内科・循環器科へGO!
です(´・ω・`)

心電図などの検査をすっ飛ばして
出来ることは無いというか
優先順位が違いますので
まずはドクターに相談しましょう(*・ω・)ノ

原因がわからない動悸・手の痺れ

心臓の検査をしても原因不明
脳を含めその他の検査をしても
原因不明だった場合
その時はトレーナーでも介入する領域がでてきます。

それが過去の臨床例Sさんのケース。

比較的積極的に身体を動かされていたSさん。
あるときから身体の柔軟性や
姿勢の歪みを気にされて
パートナーストレッチ真整体術
取り入れて頂いておりました。

ジャズダンスのスタジオにも
度々参加されておりましたが
あるときに

・手の痺れを感じて
・偏頭痛を感じることもあり
・時々動悸がする


という、あまり穏やかじゃ無いことを
考えてしまうような
状態になってしまったとのことでした。

狭心症・・・?
それとも脳へのダメージ?

そんなことを考えてしまいましたが
どうやら気になる検査は全て異常なしと
診断されたそうです。

大きなダメージでは無く
安心したものの
こうなった場合要因が特定できないため
大きな範囲から要因を探すことになります。

解決のヒントは姿勢と首周囲の筋肉の固さ

細かすぎると見るのが
嫌になると思うので(;´Д`)

結論から言えば僕は
首の筋肉の固さを疑いました。
具体的には斜角筋という筋肉です▼

斜角筋そのものは首の表層の筋肉に
覆われているため直接触れることは
できないことが一般的ですが
それでも表層部の筋肉から
緩めることは可能なのです。

そしてこの斜角筋(厳密には前・中)が
固まることによって斜角筋の間を通る
神経や血管が圧迫されることがあります。


それを斜角筋症候群と言います。
(厳密には胸郭出口症候群の中の斜角筋症候群)

症状が痺れだけなら
それ以外にヘルニアなど脊柱の問題の方が
可能性としては高いのですが
お客様の主訴で特徴的なのは動悸です

斜角筋症候群は痺れだけでは無く
血管も圧迫することから
時折動悸を起こすことがある
・・・なんてことを以前に
師匠から教わっておりまして
ぴんっ💡と来たわけですね( *¯ ꒳¯*)✨

謎の動悸によって本当に辛かったことは・・・

お客様の主訴が
斜角筋症候群の可能性と見立てて
斜角筋を中心に周辺の頚部の
筋肉を緩めていきました。

まぁ、案の定かなり固かったのと
セッション中のお客様のリアクションが
好反応だったのもあり
見立ては合っていると思いました。

結果・・・成功(*´꒳`*)✨

数回通って動悸は無くなり
痺れも解消されたそうです。

もちろんセッション後の
セルフケアをお客様自身が
頑張った結果でもあります!

僕自身このセッションで印象的だったのは
誰にも理解されないで辛かったから
解消されて良かった😭

涙を流されて喜んでいたSさんの姿でした

パーソナルトレーナーという職種は
医療行為はできませんが
医療の領域では無い
でも
実生活で強い不便さ・不快感を覚える
そんな状態を抱えるお客様と
出会うことがあります。

僕が持っている技術が
お客様にマッチしたことで
涙を流されるほど
喜んでもらえた経験は僕自身の
大きな糧になっています。

似たようなことでお悩みの方はこちら▼

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この記事を書いた人

大泉学園で運営するパーソナルジムは2023年4月で10周年。ボディメイク・機能・姿勢改善をして、動きやすい体作りのサポートをする「かかりつけトレーナー」です。

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